報道は少なくなり「忘れられてしまうことが一番こわい」と、被災地の方々は話しています。
そんな中、私たちができることは何だろう?
ヨガを通して「忘れていないよ」「応援しているよ」という気持ちを、そっと届けられたら——。
そんな想いから、今年もチャリティYOGAを開催します。
当日は、前回寄付先としてご縁をいただいた「Namo Yoga」さんのご紹介で、輪島を拠点に活動する「NOTO, NOT ALONE研究所」さんのコーヒー豆を販売いたします。
支援だけでなく、能登の風土を味わっていただく機会になれば嬉しく思います。
【ご寄付について】
当日は募金箱も設置いたします。
また「参加は難しいけれど支援だけでも…」という方のご寄付もスタジオにてお預かりしております。レッスン前後に講師までお声かけください。
<支援金寄付先>
石川県 災害義援金
https://www.pref.ishikawa.lg.
Namo Yoga & Body Care
SEIGORO_wajima
【みなさまへ】
能登に想いを寄せながら、今ここでできることを、
そしてその想いが届くことを願って。
皆さまの温かいご参加を、心よりお待ちしております。
昨年のチャリティYOGAで皆さんからお預かりした寄付金の一部を、
現地で活動されているお二人に届けさせていただきました。
お二人からは、あたたかい感謝の言葉と、現地の「今」の状況を綴った声をいただいています。
「今は“破壊と再生”の真っ只中。
田畑には土砂、家は傾いたままの場所も多く、まだブルーシートの屋根の家もあります。
でも、春の山菜や海藻をいただきながら、“こういう暮らしが幸せだよね”と噛みしめています。」
「能登は半島という地理的条件もあり、復興に時間がかかっています。
でも、少しずつ新しい家が建ったり、ヨガをできる場所も増えてきました。
少しずつ、確実に、前に進んでいます。」
今回のチャリティYOGAを担当するSeikoさんより、想いをお届けします。
石川に住む祖母の家は昨年末に解体され、今は更地になりました。
避難先のマンション暮らしで孤立感を感じているようで
洋服を着たまま寝て、「いつでも逃げられるようにしている」と話します。物理的な復興は一区切り。でも、心の復興はまだまだと感じています。
今の能登に寄り添う時間を、一緒に過ごせたらうれしいです。
能登半島地震の発生から、1年4か月が経ちました。
けれども、報道は少なくなり、「忘れられてしまうことがいちばん怖い」と被災地の方々は話しています。
だからこそ、今回で3回目となるチャリティYOGAを開催します。
「忘れていないよ」「私たちは応援しているよ」
そんな気持ちを、言葉や行動で届けられたらと思っています。
被災した祖母の家は、昨年末に解体され、今は更地になりました。
ですが、駐車場や用水路など公費で解体されない場所は手つかずのまま。
たくさんの問題が、今も残っています。
祖母は「見ると苦しくなるから」と、自宅には一度も戻っていません。
避難先のマンションで、外出も減り、会話も減り、孤立感を感じているようです。
いつでも逃げられるようにと、服を着たまま眠る毎日。
「家がなくなった」ことで物理的な復興は一区切りついたかもしれませんが、
心の復興はまだまだだと、あらためて実感しています。
講師Seikoさんのご友人のゆいさん
今の能登について、こんなふうに教えてくれました。
Q:今の能登はどんな様子ですか?
ゆいちゃん:
今の能登は「破壊と再生の真っ只中」です。
解体された家が更地になった一方で、ぺしゃんこだったり斜めのまま残っている家も多くあります。
道は車が通りやすくなってきたけれど、歩道などはまだ手つかず。
でも田んぼに水が張られ、少しずつ「いつもの里山の風景」も戻ってきています。
Q:ご自宅はどうですか?
わが家は半壊で、家が斜めのまま暮らしています。
屋根のブルーシートがやっと外れて、4月に瓦の修理が終わったところ。
でもまだ家全体の修繕の見通しは立っていません。
それでも春の山菜や海藻など、自然の恵みを楽しみながら、
「これこそが幸せだよね」と話せる日常があるのはありがたいなと思います。
Q:どんな気持ちで日々を過ごしていますか?
もちろん大変なこともあるし、能登を離れた人も多いです。
仮設住宅の暮らしでのストレス、仕事を失った人の不安…。
でも、残っている人たちは、それぞれのペースで前を向こうとしています。
Q:最後に、読んでくださっている方へ一言お願いします。
初めて能登を訪れる人は「なぜこんなに復興が進んでいないのか」と驚かれるかもしれません。
でも、その一方で、自然の豊かさや人の温かさも感じていただけるはずです。
できれば実際に、足を運んで見に来てほしいなと思っています。
1週間前にチケットを取れば、羽田から片道1万円ほどで来られます。
ぜひ「おいしいものを食べに」でもいいので、能登へ来てみてくださいね!
今回のチャリティYOGAでも販売させていただく、能登のコーヒー豆。
そのご縁をつないでくれ、現地で活動されている「Namo Yoga」さんから、現地の今についてお話を伺いました。
Q:現在の能登の様子を教えてください。
Namo Yogaさん:
まだ家屋の解体が終わっているのは、申請された方のうちの半分程度なんです。
半島という地形の条件や、交通・資材の制限もあって、どうしても復興に時間がかかっています。
この春には、ようやく仮設住宅が完成し、避難所の閉鎖が始まりました。
ですが、水害の影響で二重に被災された方もいて、被害はさらに広がってしまいました。
Q:景色や暮らしの変化もありましたか?
田畑にはまだ、土砂や流木が流れ込んだままの場所も多く、
これまでの、のどかで美しい田園風景が一変してしまいました。
でも最近は、新しい家が建ち始めたり、飲食店が再開するなど、
少しずつですが「復興の歩み」が感じられるようになってきました。
Q:ご自身の活動についてはどうですか?
私自身も、公民館などでヨガをできる場所が少しずつ増えてきました。
ようやく、「ヨガができる空間が戻ってきたな」と感じています。
一緒に活動してきた「Not,Alone研究所」の方たちも、そろそろ退去に向けて準備を始めるようになり、
少しずつ、新しいステージへと進もうとしているようです☺️
【第2回ご報告】
2024年10月に開催しました第2回Pray for 能登 チャリティヨガ、スタジオでの募金など、たくさんの方々にご賛同いただき誠にありがとうございました。
皆さまのおかげで、青空YOGA参加費全額と募金の寄付金総額は209,380円にも上りました。
心温まるご声援やご支援をいただき、深く感謝申し上げます。
お陰様で今回も大きい寄付金額となりましたので、能登にお住まいのSeikoさんのご友人に相談させていただき、寄付先を選定させていただきました。
《Seikoさんからのご報告》
この度はあたたかいご声援とご支援を、心からありがとうございます。
支援を必要とされているお一人お一人に私たちの想いをお届けした
能登豪雨義援金
https://www.pref.ishikawa.lg.
義援金は、被災者の方々に直接届けられるお金。
支援金は、被災地で支援する団体を支えるお金。
違いを理解したうえで寄付させていただきま
毎日ボランティア活動をされている団体さん2カ所
のと復耕ラボ
https://www.instagram.com/
ほくりくみらい基金
https://www.instagram.com/
Namo Yoga & Body Care
輪島にいる友人からのご縁で、
SEIGORO_wajima〈輪島在住の友人〉
「奉仕活動で消費したガソリン代や、
石川には「能登はやさしや土までも」という、
人はもとより土までもやさしい。
今後もチャリティヨガを継続してまいります。
たくさんの愛と思いやりを、本当にありがとうございました。
Studio Yoga Chitta
泉 清香
佐藤 あき
【ご報告】
2024年1月に開催しましたチャリティヨガ、スタジオでの募金、沢山の方々にご賛同いただき誠にありがとうございました。
皆さまのおかげで、
22万9000円にも上りました。
心温まるご声援やご支援をいただき、深く感謝申し上げます。
お陰様で私達がイメージしていたものよりも遥かに大きい寄付金額となりましたので、改めて寄付先を選定させていただきました。
《Seikoさんからのご報告》
この度はあたたかいご声援とご支援を、心からありがとうございます。
支援を必要とされているお一人お一人に私たちの想いをお届けした
石川県 災害義援金
https://www.pref.ishikawa.lg.
義援金は、被災者の方々に直接届けられるお金。
支援金は、被災地で支援する団体を支えるお金。
違いを理解したうえで、今回は七尾市・輪島市・珠洲市・志賀町・
一般社団法人 石川県助産師会
産院が被災し安全に出産できる場所がない状況と聞き、
Namo Yoga & Body Care
輪島にいる友人からのご縁で、
下記 ↓ あたたかい御礼のメッセージを頂戴しました。
SEIGORO_wajima〈輪島在住の友人〉
「奉仕活動で消費したガソリン代や、
石川には「能登はやさしや土までも」という、
人はもとより土までもやさしい。
今後もチャリティヨガを継続してまいります。
たくさんの愛と思いやりを、本当にありがとうございました。
Studio Yoga Chitta
泉 清香
佐藤 あき
このチャリティYogaは今後も定期的に開催する予定です。
参加したいけど今回ご都合がつかない方も、また次回以降にお待ちしております。
被災地へ想いを寄せるとともに、共感疲労を感じている方もいらっしゃるかと思います。 そんな心を癒す機会にもなれば幸いです。
Yogaは身一つでいつでもどこでも心とカラダを整えることが出来る智慧。
習慣にすることで日頃のメンテナンスだけでなく、人生のさまざまな場面で手助けにもなります。
例えば、長い避難所生活で心身共に疲弊してしまった時など、
呼吸法や呼吸に合わせてカラダを動かすことで、
少しでも心身の疲労が回復できれば、 ご自身や周りの人達への手助けにもなるかと思います。
皆さんの温かい思いが被災地の皆さんへの力となり心が少しでも安らぎますように…
その繋がりがまた皆さんの力となるような、そんな温かい輪が広がるよう願いを込めて継続して活動して参ります。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
代表 佐藤あき